高木研究室 オープンゼミのお知らせ

学環・学府20周年記念「オープンラボ・ウィーク」と連動し、今年度の夏の入学試験を検討されている方向けに、オープンゼミを開催予定です。

当日はオンラインでの開催とし、研究に関する議論を聞いて頂くとともに、研究室に関する質問をお受けします。

日時・場所
日時:2020年6月23日(火) 17:00~18:00
場所:オンライン(ツールや接続方法は後日、参加申込者に連絡します。)

申込方法
こちらより6月19日(金)までにご連絡ください。

上記でご連絡頂いた方には、6月22日(月)を目途にアクセス情報をお送りします。

注意事項
・当日はプライバシー等に配慮し、画面のキャプチャや内容の公開はお控えください。

また、受験をお考えの方で、個別に高木と面談したい方も、同様に上記の申込よりご連絡ください。30分以内を目途にオンラインでお話しさせて頂きます。
※公平性のため、研究計画そのものへのアドバイスはできませんのでご了承ください。
※個別面談は6月末まで受け付けております。

東京大学アートセンターのフェロー就任

高木聡一郎が、東京大学の芸術創造連携研究機構(通称『アートセンター』)のフェローを兼務することとなりました。

連携研究機構というのは、東京大学で学部・研究科横断で研究に取り組む組織形態です。芸術創造連携研究機構は「アートで知性を拡張し、社会の未来をひらく」ことを掲げています。

もともと芸術系大学ではない総合大学である東京大学から、アートを捉え、アートそのものと、それ以外のすべての学問に革新をもたらす野心的な取り組みです。

高木研究室としては、アートに取り組むことを通じて、東京大学がイノベーションを生み出す東京の一大拠点になって行けばいいなと思っています。

(HPより)
『東京大学芸術創造連携研究機構は、あらゆる分野の研究者が連携し、芸術家との協働・連携をしながら知性と芸術を結びつけ、未来を切りひらいていくための研究を行っていきます。同時に教育として、芸術的な感性を培うことで多様な価値観や創造的な発想力を育むプログラムも展開していきます。』

メンバーリストの公開

新年度が始まり、研究室にも多くの新しいメンバーが加わりました。

しばらく新型コロナウイルスのためにリアルに集まることは難しい状況ですが、リモートで活発な議論をスタートしています。

メンバーの皆さんの研究テーマも記載していますので、どうぞご覧ください。

「プラットフォームとしての都市」に関する研究の開始

東京大学大学院情報学環にて、標記の研究を開始しました。高木聡一郎が研究代表を務めています。

(以下、情報学環HPより)

〇概要
国立大学法人東京大学(所在地:東京都文京区、総長:五神真)大学院情報学環は、三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、執行役社長:吉田淳一)と共同で、「プラットフォームとしての都市」に関する研究プロジェクトを2020年2月下旬より開始します。

都市の経営はこれまでにない環境変化への対応を迫られています。AIやIoTなどのデジタル技術の活用、知識経済化・イノベーション経済化に対応した創造の場の提供、生活の質(QOL)の確保などを、グローバルな地理経済的変動という文脈の中で検討していく必要があります。とりわけ、創造性やイノベーションのケイパビリティが重要性を増す中、人々の間での有効なインタラクションをどう生み出すか、また人材を惹きつけるために創造性や生産性を高める場と、豊かな生活環境をどう両立できるかが課題となっています。
 人々の働き方に着目すると、終身雇用を前提とした企業労働者中心の時代から、兼業・副業、起業家、フリーランス、クラウドワーカーなど、個人に立脚して働く場面が増加しつつあります。こうした「個人化」が加速する社会においては、人々の間でいかに有効な「つながり」と「価値交換」を行えるかが重要ですが、こうした仲介の機能はいわゆるデジタル・プラットフォームによって担われる場面が多くなっています。経済活動における人々のつながりと価値交換の主たる場であった企業組織に対して、デジタル・プラットフォームが存在感を増す中で、人々が集い、価値を交換するリアルなプラットフォームである「都市」がどのような役割を果たすべきか、今後の都市のあり方を考えるうえで極めて重要な観点であると考えられます。
 また、デジタル・プラットフォームは一般的に強力なネットワーク効果を持ちますが、都市には地理的・物理的制約があり、こうした無限のネットワーク効果を実現することは容易ではありません。物理的制約を所与とした「都市」の戦略を考えるためには、ネットワーク効果に特徴づけられる「デジタル空間」との関係をどのように位置づけるかを検討する必要があります。さらに、都市がデジタルでは充足できないニーズに応えつつ、従来とは異なる新たなプラットフォームとしてどう進化することができるか、そのデザインを明らかにすることが必要です。
そこで本研究では、デジタル技術の高度化、産業構造の個人化、創造性の重視などの環境変化に対応し、都市が新たなプラットフォームとしてどのような役割を果たすことができるか、そのグランドデザインを描き、具体的な施策を検討することを目的として開始します。特に、物理、組織、情報空間の各レイヤー間の相互作用に着目し、デジタル時代に適した都市のデザインと経営の戦略を明らかにします。

〇関連メンバー(五十音順)

印出井一美 千代田区役所 景観都市計画課長
越塚登 東京大学大学院情報学環 学環長・教授
酒井麻千子 東京大学大学院情報学環 准教授
櫻井 美穂子 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授
重松 眞理子 三菱地所株式会社開発推進部 都市計画室長
庄司昌彦 武蔵大学社会学部 教授
高木聡一郎 東京大学大学院情報学環 准教授*
中尾彰宏 東京大学大学院情報学環 副学環長・教授
福地真美 東京大学大学院情報学環 准教授
吉村有司 東京大学先端科学技術研究センター 特任准教授

*研究代表

〇本件に関するお問い合わせ先
東京大学大学院情報学環 高木聡一郎研究室 〒113-0033東京都文京区7-3-1
https://takagilab.wordpress.com/

アート思考によるイノベーション創出手法に関する研究プロジェクトを開始

東京大学大学院情報学環にて、標記のプロジェクトを開始しました。

高木聡一郎が研究代表を務めています。

(以下、情報学環HPより転載)

〇概要
国立大学法人東京大学(所在地:東京都文京区、総長:五神真)大学院情報学環は、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間洋)の協力のもと、アート思考によるイノベーション創出手法に関する研究プロジェクトを2020年1月下旬より開始します。

我が国においては、人口減少、地域活性化、社会保障、インフラの老朽化、エネルギー問題など長年にわたる課題があり、これまでもこうした課題に対応した活動や施策が行われてきました。しかし、これらの課題は構造的なものであり、解決にあたっては人々の抜本的な行動変容を必要とするものも多く、漸進的なイノベーションでは本質的な課題解決に至らない場合があります。こうした社会的課題を解決するためには、新たな視点で問題を捉えなおし、これまでと異なるアプローチで解決策を提示することが求められています。

一方、アート(広義の芸術創作品)の制作過程においては、アジェンダセッティングから問題のフレーム設定、人々の感性や行動変容への働きかけなどが含まれています。こうしたアート制作のプロセスや考え方は、社会的課題の解決のためのイノベーション創出に適用できる可能性があります。そこで、本研究ではアートにおける制作過程に着目し、それらの本質を探索しつつ、社会課題を解決するための革新的なイノベーションを生み出す方法論を創出することを目的とするものです。

〇関連教員(五十音順)
岡田猛 東京大学大学院教育学研究科教授(芸術創造過程の解明と芸術表現支援)
筧康明 東京大学大学院情報学環准教授(インタラクティブテクノロジー、メディアアート)
高木紀久子 東京大学大学院総合文化研究科特任助教(芸術の創作過程)
高木聡一郎 東京大学大学院情報学環准教授(情報経済学・デジタル経済論)*
長谷川愛 東京大学大学院工学系研究科特任研究員(アーティスト、デザイナー)**
福地真美 東京大学大学院情報学環准教授(循環経済、サステナビリティ)
山内祐平 東京大学大学院情報学環教授(学習環境デザイン)**

*研究代表
**アドバイザー

〇本件に関するお問い合わせ先
東京大学大学院情報学環 高木聡一郎研究室 〒113-0033東京都文京区7-3-1
https://takagilab.wordpress.com/

講演

6月20日、21日とたて続けに講演を行いました。

  • 高木聡一郎(2019)「デフレーミング概念から見る組織と個人の新たな戦略」、国際大学GLOCOM研究ワークショップ、2019年6月21日.
  • 高木聡一郎(2019)「ブロックチェーン技術の展開とビジネスへの応用可能性」、中央大学国際情報学部、2019年6月20日.

21日は中央大学に今年4月に開設された国際情報学部の授業にてブロックチェーンについてゲスト講義。

20日はデフレーミング戦略の内容を紹介し、企業の方々と今後の組織と働き方について議論を行いました。

書籍『デフレーミング戦略』予約開始

高木聡一郎の新著『デフレーミング戦略 アフター・プラットフォーム時代のデジタル経済の原則』が、Amazonにて予約開始となっております。7/16発売予定です。

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プラットフォーム、キャッシュレス、ニューリテール、信用スコア、ブロックチェーンなど最新のテクノロジーとビジネス動向を踏まえ、今後のビジネスモデルから組織の形、働き方までを幅広く論じています。

その核となるキーワードとして『デフレーミング』(フレーム:枠が崩壊するという意味の造語を提示しました。

どうぞお手に取ってご覧ください。

内容紹介(Amazonより)

本書の目的は、「デフレーミング」という概念でデジタル化がビジネスや経済に与える本質的な影響を明らかにすることです。

「デフレーミング」とは、枠(フレーム)が崩壊するという意味の造語。デジタル技術が社会経済に与える影響を理解するための共通的なフレームワークとして、ビジネスモデル、企業のビジネス戦略から、私たちの働き方、キャリア設計、学び方にいたるまで、あらゆる変化をとらえる鍵となります。

デフレーミング戦略とは、伝統的な製品、サービス、組織などの「枠」を越えて、それらの内部要素をデジタル技術で組み直すことで、ユーザーにより最適化されたサービスを提供できるようにすること。従来の「サービス」や「組織」といった「枠」がなくなる時代に、万人に受けるパッケージ化されたものから、ユーザーに個別最適化されたものに転換させ、企業という枠で仕事を受発注するのではなく、個人のスキルやリソースを個別に特定して取引するビジネスの考え方です。

本書では、その様々な現象や事例を通じて、今後のビジネスやサービスの変化を考察するとともに、近年クローズアップされている「デジタル・トランスフォーメーション」(DX)についても、それが社会に与える深い影響を、明らかにします。

【本書に出てくるトピック、キーワード】
・デフレーミングというフレームワーク
・デジタルトランスフォーメーション
・GAFAの今後の展開
・中国 アリババ、テンセント、Line,WeChat、インスタグラム、美団、ZOZO
・個人の信用経済と決済、電子マネー
・プライバシー問題
など